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2008年7月30日 (水)

スクラップ@19

【エネルギー】

燃料高騰で帆船による海運が復活 - GIGAZINE

世界の貿易商材の90%は海運によって輸送されていますが、フランス船主協会によると、風を動力とする船による輸送は今後市場全体の0.5%まで伸びる可能性があるとのこと。大型帆船は石油燃料の船に比べると速度は落ちますが、環境への影響は少ないことから、近海航路の未来を担う存在なのかも知れません。

これからはエコだからというより、燃料価格高騰によってやむなく帆船を使うしかないというようなケースが出てくるかも知れません。

帆船おしゃれかも。

asahi.com:漁業支援に745億円 政府・与党、燃料高騰を補填 - 政治

 政府は、原油高対策で他国の価格補助政策を批判してきた。
今年6月、青森市で開かれた日米中など5カ国エネルギー相会合では、議長国としてまとめた共同声明に「エネルギーに対する価格補助金は段階的、漸進的な撤廃に向けて動くことが望ましい」と明記した。「高騰すれば需要が抑制され、需給バランスが安定し、省エネのインセンティブが働く」(資源エネルギー庁幹部)との理由からだ。

「需要が抑制されることで需給バランスが安定する」ということは、
今は需要過剰という意味?

少なくとも国内生産については、存続する体力を維持できないと
それこそ自給率向上の目標も崩壊するのでは。

何でもかんでもほったらかしでは、省エネのインセンティブは
働かないような気もする。省エネを実現するにも、エネルギーが必要だし。

必要なのは、生産を抑えて省エネルギー化することじゃなくて、
どう生産すれば省エネルギーで今まで通り生産できるかを模索することではなかろうか。

【資源】

資源価格暴騰が引き起こす日本農業の「知られざる危機」|inside|ダイヤモンド・オンライン

構図

資源不足(リン、窒素、カリウム)
 ⇒資源価格高騰
  ⇒JAが肥料価格値上げ
   ⇒燃料高騰とのダブルパンチ生産者直撃

食糧生産量だけで見れば自給率が3割あっても
肥料やらエネルギー供給元で考えればどれだけ下がることやら。

自給率の産出は、エネルギーベースだろうと金額ベースだろうと、
実際の生産物の量で判断する以上、輸入肥料だろうが国内肥料だろうが関係ありません。

それこそ、肥料や試料を生産するエネルギーの供給源まで考えれば、
話がどんどん拡大して自給率なんて考えること自体ナンセンスになってくるような気もする。

【その他】

就職難が招く科学技術の危機 (リンクなし:朝日新聞2008/7/29朝刊「私の視点」より)

(以下抜粋) (7/30 22:00一部訂正。触手て…)

 大学院で博士号を取得した研究者の4人に1人は任期つきの研究員になり、契約社員のように不安定な立場で働く。
 目指す常勤研究職ポストは限られ、1人の募集に数百人が殺到することもある。研究員としての任期付き契約を繰り返さざるをえない者が増え、10%は40歳以上だ。他の職種に転職しようとしても、専門に固執し柔軟性がないといった見方が広まり、博士号取得者を毎年採用している企業は1%に満たない。

 政府は、公的機関などの博士研究員となれるのは博士号取得から5年以内に限り、それ以降の支援は打ち切る方向で動き始めた。現在就職難にあえいでいる博士研究員はもう研究職に採用されないことになる。
 諸外国の政府機関や企業は博士研究員を大量雇用している。しかし、日本では博士研究員を切り捨てようとしている。

 将来の科学技術のために、今直面している科学技術の国際競争に対応するために、政府、大学、企業、教委、市民などさまざまな立場の人が博士研究員の活用法を考えるべきだ。
 資源に乏しい日本では人材こそ資源だ。おりしも超党派で提出された研究開発力強化法案が国会で成立し、若手研究者の積極活用が明記されている。これを機に博士研究員の能力が社会に有効活用されることを願う。

政府でもっと政策分析のプロが活躍できるようになれば、という嘆きは多いようで。
官僚制の弊害の一つ、かもしれません。

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コメント


バランスを無視した生産過剰と浪費的消費、還元できないサイクルの蓄積が現在の危機を生んだ。
わたしたちのすべてが通り抜けねばならないところがある。

循環できる体系から逸脱した、その場その場の利潤の追求のためにエスカレートしてきたことを、はっきりと自覚しなくてはならない。

今後のあらたな需給バランスは、どのようなイメージを描いてすすめていくのか。次なる世界を描くまでには、もっともっとたくさんの人間のイメージが羽ばたくことが必要だと思う。

それが、あなたのいう「どう生産していくか」でもあるようだが。

投稿: 読者1 | 2008年7月31日 (木) 09時27分

>今後のあらたな需給バランスは、どのようなイメージを描いてすすめていくのか。

イメージを明確にして、できるだけ共有できることが最も重要なことではないかと思います。
生産と消費の構造を根元から転換するのか、今のシステムの中で変化を模索していくのか。
多くの意見がその分だけ力を持っている中で、合意を作っていくのは難しそうです。

投稿: Hapow | 2008年7月31日 (木) 11時35分

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